【東京・池袋】大人のためのペン字・書道教室

漢字編

字をきれいに見せるコツ 漢字編(26)~はねるときは次の画へと向ける

漢字にははねる線がまざっています。「式」「武」のような斜め線からはねる場合、また「司」「岡」「寺」のようなまっすぐの縦線からはねる場合などが代表的なものです。このときはねる「方向」に注意が必要です。

次に書く線の始筆に向けてはねる

はねる方向「武」
「武」という字で見ましょう。左側の字では、はねが右横に向いています。しかし次の画は右上の点ですから、そちらに向けてはねるべきです。左のようなイメージです。
はねる方向「寺」
「寺」という字は、次に書くのは下のほうにある点です。ですからそこに向かって、左上をめざしてはねます。真横にはねないようにしましょう。
はねる方向「司」
「司」は、はねた後に書くのは、上のほうの「一」です。そこに向けてはねていくようにしましょう。

ほんの少しのことですが、はねの方向を正しくすると字が整ってきますので、気をつけてみてください。

藤井 光砂

ふじい こうさ 日本書道学院 漢字・かな師範。西安碑林国際書道展 常任理事。霞友会副幹事。 幼少の頃より書道に親しむ。2000年より日本書道学院展、2003年より西安碑林国際書道展に出品。2021年西安碑林国際書道展 中国大使館賞を受賞。自身の作品制作の他、病院や高齢者施設での書道教授や、海外観光客向けの書道体験教室運営を行っている。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン・シティ大学大学院文化政策コース修了。

字を書くのが苦手、字が汚いので人前で書きたくない、でもどこから直せばいいのかもわからない――そんな悩みはありませんか。大人が字をきれいに書くためには、子供のときのように見よう見まねで練習するよりも、頭でルールを理解し、覚えていくのが早道です。これは美文字に近づくワンポイントレッスンです。

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