【東京・池袋】大人のためのペン字・書道教室

漢字編

字をきれいに見せるコツ 漢字編(32)~横長の四角は台形にする

「四」「西」のような、横長の四角が含まれる字があります。この時のコツは、四角の上の線を少し長くした「台形」をつくる、ということです。

四角を下に向かって、ほんの少し内側に入れる

横長四角「四」
「四」の字で、左側は縦線をまっすぐに書いたもの、右側は少し線を内側に入れたものです。まっすぐに書いたものよりも少し締まってみえます。
横長四角「西」
「西」も同様です。左の字のように四角を90度の角度でつくるのではなく、右のように、少ししりすぼみになるような形にします。

「田」でも同様に

横長四角「田」
この法則は「田」でも同様です。「田」は横長の四角ではありませんが、少し縦線を内側に欠いたほうがきれいに見えます。
田を含む字「町」
「田」を含む字、として「町」も見てみましょう。こちらも田の左右の縦線を少し内側に向けたほうがきれいです。
田を含む字「届」
「届」も同じですね。いろいろな字に当てはまりますから、試してみてください。

「高」のような字も、縦線は少し内側に

四角を含む字ではありませんが「高」の下部の縦線も同じようなルールがあてはまります。

縦線を少し内側に入れる「高」
真っすぐ下に向けて縦線を書くのではなく、下に行くにつれて、ほんの少し内側に入れていきましょう。

線のほんの少しの向きで、字の印象は変わってきます。取り入れてみてくださいね。

藤井 光砂

ふじい こうさ 日本書道学院 漢字・かな師範。西安碑林国際書道展 常任理事。霞友会副幹事。 幼少の頃より書道に親しむ。2000年より日本書道学院展、2003年より西安碑林国際書道展に出品。2021年西安碑林国際書道展 中国大使館賞を受賞。自身の作品制作の他、病院や高齢者施設での書道教授や、海外観光客向けの書道体験教室運営を行っている。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン・シティ大学大学院文化政策コース修了。

字を書くのが苦手、字が汚いので人前で書きたくない、でもどこから直せばいいのかもわからない――そんな悩みはありませんか。大人が字をきれいに書くためには、子供のときのように見よう見まねで練習するよりも、頭でルールを理解し、覚えていくのが早道です。これは美文字に近づくワンポイントレッスンです。

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