【東京・池袋】大人のためのペン字・書道教室

漢字編

字をきれいに見せるコツ 漢字編(38)~「かんむり」の書き方

「空」「雲」「宇」「冠」のような字の上にある傘のようなものを「かんむり」と言いますが、これにも基本的な書き方のルールがあります。右側をあまり長くはねないことです。

かんむりの基本
「官」という字で見てみましょう、かんむり部分の左の縦線よりも、右側の「はね」が長く下のほうにまで来ることはありません。
かんむり「空」「雲」
「空」という字も同様です。「あめかんむり」でも同じようにします。意外に思われるかもしれませんが、右のはねは、そんなに長くしません。

「かんむり」という名前から、左右対称に同じくらいの長さで書こうとしてしまいがちです。しかし、右を短くして、左の縦線よりも高い位置で終えるのが基本です。特にご自身のお名前にかんむりがある方は気をつけてみてください。

藤井 光砂

ふじい こうさ 日本書道学院 漢字・かな師範。西安碑林国際書道展 常任理事。霞友会副幹事。 幼少の頃より書道に親しむ。2000年より日本書道学院展、2003年より西安碑林国際書道展に出品。2021年西安碑林国際書道展 中国大使館賞を受賞。自身の作品制作の他、病院や高齢者施設での書道教授や、海外観光客向けの書道体験教室運営を行っている。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン・シティ大学大学院文化政策コース修了。

字を書くのが苦手、字が汚いので人前で書きたくない、でもどこから直せばいいのかもわからない――そんな悩みはありませんか。大人が字をきれいに書くためには、子供のときのように見よう見まねで練習するよりも、頭でルールを理解し、覚えていくのが早道です。これは美文字に近づくワンポイントレッスンです。

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