今回は、ペンの持ち方です。普段何気なく握っているペン、少し握り方を変えると書きやすくなるかもしれません。
ふだんのとおりに何かを書くつもりでペンを持ってみてください。
親指の先端が人差し指よりもペン先近くに来ていませんか

親指の位置が人差し指の先端よりも少しペン先に近いところまで来ている方、もしくは、親指が人差し指に完全にかぶさってしまっている方はいませんか。この持ち方は、じつは書くときにはあまりよくありません。
親指が前方に出る、もしくは人差し指にかぶさったままで、ペンを前後に動かしてみてください。あまりうまく動かすことができないと思います。少しひっかかっている感じです。
正しい持ちかたは、人差し指が親指よりも前方に伸びている

正しい持ちかたは、人差し指が親指よりも前方に伸びているかたちです。さきほどと同じ動きをしてみてください。こんどは、人差し指を軸にして前後にスムーズに動かすことができます。持ち方はペンの可動範囲に関わってきます。人差し指を前にしたほうが可動域が増えるのです。
ペンの持ち方は、ご自身で何十年も行ってきているものですから、簡単には変えにくいものです。とはいえ少し変えれば、ペンを動かしやすくなるので、字も書きやすくなります。ちょっとしたことですが、これが字を書くときに少なからず影響します。
コメント