【東京・池袋】大人のためのペン字・書道教室

漢字編

字をきれいに見せるコツ 漢字編(36)~「手」「子」「家」縦カーブ線の書き方

「子」「呼」「家」のような字には、縦カーブ、縦が膨らむ線が含まれます。ちょっと書きにくいと思われるこの縦線は、「肩をつくる」ようにすると比較的楽に書けます。

縦線の上のほうで「肩」をつくる

「子」という字で見てみましょう。

肩をつくる「子」
左側は縦カーブをゆるやかなカーブ線のみで書いたものです。右側は、縦線が始まってすぐに「肩」をつくっています。肩をつくったほうが字がしっかりとした感じに見えます。

なお「子」は、この肩の頂点のところに横線を書くとバランスがとれますので、覚えておいてください。

肩をつくる「呼」
「呼」という字も、右側の「乎」も「子」と似ていますが、同様に肩をつくって書きます。
肩をつくる「家」
「家」という字も、縦線はカーブです。この線も肩をつくたほうが字が引き締まって見えます。
肩をつくる「手」「独」
「手」も同様です。また、けものへんも同じ構造になりますので、肩をつくり、その付近から長いほうの左はらいを書くとよいでしょう。

ほんの少しの工夫ですが、こうしたほうが字がしっかりとして見えます。もともと形がとりにくい書きにくい線ですから、試しに使ってみてください。

藤井 光砂

ふじい こうさ 日本書道学院 漢字・かな師範。西安碑林国際書道展 常任理事。霞友会副幹事。 幼少の頃より書道に親しむ。2000年より日本書道学院展、2003年より西安碑林国際書道展に出品。2021年西安碑林国際書道展 中国大使館賞を受賞。自身の作品制作の他、病院や高齢者施設での書道教授や、海外観光客向けの書道体験教室運営を行っている。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン・シティ大学大学院文化政策コース修了。

字を書くのが苦手、字が汚いので人前で書きたくない、でもどこから直せばいいのかもわからない――そんな悩みはありませんか。大人が字をきれいに書くためには、子供のときのように見よう見まねで練習するよりも、頭でルールを理解し、覚えていくのが早道です。これは美文字に近づくワンポイントレッスンです。

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