【東京・池袋】大人のためのペン字・書道教室

漢字編

字をきれいに見せるコツ 漢字編(39)~右はらいと横線の位置関係

右はらい、左はらいをどのあたりから曲げるのか、どこから線を引くべきか、横線との関係でルールがありますので押さえておきましょう。確認すべきは、左右はらいの中に、入れるものがあるのか、ないのか、です。

間に何も入れるものがなければ、横線の下から

右はらいと横線「大」
「大」という字を見ましょう。中に入れるものはありませんね。この場合、左はらいは、横線まではだいたい垂直、横線を超えたら左に曲げ始めます。右はらいは、横線の下から書きます。
はらいと横線「失」「実」
「大」の仲間は、「失」「実」のような字です。間に入れるものがないので、横線を超えてから左はらいを曲げはじめ、右はらいも横線の下から書きます。

なお、このとき、右はらいは左はらいよりも下の位置で終わります。

中に入れるものがあるときは、横線の上から

右はらいと横線「春」
「春」の場合は、左右はらいのあいだに「日」が入ります。間に入れるものがあるときは、左はらいは最も長い横線よりも上から、左に曲げ始めます。右はらいも横線よりも上から書き始めます。
はらいと横線「秦」「巻」
「秦」「巻」も同じです。間にはいるものがあるので、より左右のはらいを開く必要があるので、横線の上から左はらいを曲げ、右はらいも横線の上から書きます。

こちらの場合は、右はらいは左はらいよりも上の位置で終わります。コラム 字をきれいに見せるコツ 漢字編(3)~右はらいの書き方 右はらいは左はらいよりも下げるべきか に詳しく書いていますのでご覧ください。

藤井 光砂

ふじい こうさ 日本書道学院 漢字・かな師範。西安碑林国際書道展 常任理事。霞友会副幹事。 幼少の頃より書道に親しむ。2000年より日本書道学院展、2003年より西安碑林国際書道展に出品。2021年西安碑林国際書道展 中国大使館賞を受賞。自身の作品制作の他、病院や高齢者施設での書道教授や、海外観光客向けの書道体験教室運営を行っている。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン・シティ大学大学院文化政策コース修了。

字を書くのが苦手、字が汚いので人前で書きたくない、でもどこから直せばいいのかもわからない――そんな悩みはありませんか。大人が字をきれいに書くためには、子供のときのように見よう見まねで練習するよりも、頭でルールを理解し、覚えていくのが早道です。これは美文字に近づくワンポイントレッスンです。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 字をきれいに見せるコツ 漢字編(39)~右はらいと横線の位置関係
  2. 字をきれいに見せるコツ 漢字編(38)~「かんむり」の書き方
  3. 字をきれいに見せるコツ 漢字編(37)~横線が多いときは1本だけ長くする
PAGE TOP